コレクション: Benoit Munierブノワ・ミュニエ

    シャンパーニュ地方Cuis村(プルミエ・クリュ)に拠点を置くレコルタン・マニピュラン。同村には畑を所有せず、所有する約1.6haの畑は全てグラン・クリュ。約30に及ぶミクロ区画が、コート・デ・ブランのグラン・クリュ(Avize、Cramant、Oger、Chouilly)およびモンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ(Bouzy)に分散しています。

    品種はすべてシャルドネ。複数のグラン・クリュにまたがる区画構成により、単一村では得られない多層的なミネラルと骨格を備えたブレンドが特徴的です。年間生産本数は7,000本ほどと極めて少量。

    栽培は区画ごとの状態に応じた管理を徹底し、収量を抑えながらブドウの成熟度を最大限に引き出します。醸造においては過度な介入を避け、それぞれの区画が持つ個性を損なわないよう極めて慎重に進められます。彼は醸造を体系的に学んだ経歴を持たず、長年畑で培ってきた経験をもとに判断を重ねていく生産者です。自身のワイン造りを「心で造る」と表現する通り、発酵や熟成の各段階においても数値や理論のみに依存せず、その年のブドウと区画の状態を見極めながら最適な選択を積み重ねていきます。

    現在は日本を含む14カ国へ輸出されており、フランス国内外の星付きレストランでもオンリストされるなど、その評価は静かに、しかし確実に広がり始めています。

    今後の評価次第で大きく注目を集める可能性を秘めた生産者の一人です。

    Benoit Munier ブノワ・ミュニエ